CONCEPT

コンセプト

オーナー・小宮山より

きっかけはヨーロッパで開催される国際眼鏡展示会の1つでイタリアの「MIDO(ミド)展」に行った時にありました。ファッション的なアプローチをする眼鏡業界で働いている方々に触れ合うことで彼等に強く惹かれたことでこの業界で働くことを決めました。その旅で初めてフランスのパリへ訪れた際に文化や歴史にも少なからず影響を受けていました。

個人的に以前からパリの街に住んで働いている方に出会っており話を聞いて憧憬の想いがありましたが、その当時の私は日本のOLIVER PEOPLES(オリバーピープルズ)の直営店やアパレル会社の運営する眼鏡店にて働き技術を習得していきました。

そんな中、フランスにはスタージュという制度(日本でいうインターンシップと近い制度)があることを知りビザが発行されれば働く事ができることが分かりました。私は審査を受け程なくしてビザが発給された後、好意しているメーカーの方の伝手を頼りフランスの会社を紹介して貰えたこともあり晴れてフランスで働くことが決まりました。

程なくして渡仏した私はフランス・パリのサンジェルマン・デ・プレにある眼鏡店【Francis Klein(フランシスクライン)】にて、フランスの眼鏡店のしくみや販売、ディスプレイ、など数多くのことを学ばせて貰う日々を過ごしました。

カルティエ・サンジェルマン・デ・プレという屈指の人気を誇る観光地であり洗練されたショップが出店している場所ということもあり、ヨーロッパのみならずアメリカやアジアの観光客もおり、多くの世界中の方と接することで様々な価値観を学ぶことが出来、失敗しながらも日々影響を受けていました。この頃から日本へ帰国後は自分で店舗を構えたいと強く思うようにもなりました。

在仏当時、街歩きしながら東京で店を出すならどこが良いだろうか、ディスプレイはどんな感じが良いか、内装はヨーロッパスタイルが良いのでないか、など常にイメージを膨らませながら日々を過ごしていました。

アイデアは次第にまとまっていき、フランスの眼鏡を中心に集めた「フレンチテイストの眼鏡店」にしようと心に決めてからはフランスらしさを探しに時間を見つけてはとにかくパリの街中を練り歩きました。パリ市内の眼鏡店を見て歩き、内装、ディスプレイ、商品構成などあらゆるものを研究しました。また、当時パリの職場でも日本へ帰国したら東京に眼鏡店を出店するということをよく周りに話していたことを覚えています。

日本に帰国をして間もなくパリの街中にはアートが溢れていて、歴史的な建物、ブランドショップ、広告など、アイデァが豊富に感じられ楽しく店のコンセプトを考えていく内に「自由が丘」の街にそれとよく似た雰囲気を感じ取り、2006年6月10日に眼鏡店【BEAUXYEUX(ボズュー)自由が丘店】をオープンしました。2019年11月10日には2店舗目となる【BEAUXYEUX(ボズュー)麻布店】もオープンし時代の変化とともに新しい提案をしていきます。また、店名は「美しい目(beautiful eyes)」を意味するフランス語から名付けております。

その一本を見つけ出すために

自分の好みにぴったり合った服に出会えた時、その時の感情にはまる音楽を見つけた時、自分の言葉にできないものをぴったり言い表せてくれる本に出会った時、そんな出会いによる心揺さぶられる満足感は何者にも代え難いものではないでしょうか。では、毎日着用するメガネにおいてそんな出会いがあったらいかがでしょうか。

メガネとは視力を見える喜びそして掛ける方の気分やイメージが替えられる人にとって大切な物です。現在はメガネブランドや種類も増えており、お客様がメガネを選ぶことが楽しく感じられる時代になりました。

ボズューでは、お客様にそんな満足感を感じていただける一本のメガネとの出会いの場をショップという形で提供する事を志しております。

立ち上げから、国内外で直接展示会に足を運び、デザイナーやメガネ業界の人々とやり取りをして得た豊富な情報や知識。これらをうまくミックスすることで、より多くのお客様に満足のいただけるよう、多様なニーズに応えられる幅広い品揃えと高いクオリティーの両立を実現していきます。もし興味を持っていただけましたらメガネを探している方はもちろんメガネを特に探していない方でも一度お店に足を運んでいただけたら幸いです。もしかしたらあなたにとって新しい何かが見つかるかもしれません。