眼鏡業界の巨匠、alain mikli(アラン・ミクリ)を父に持つJeremy Tarian(ジェレミー・タリアン)は
2008年、業界デビューを果たしました。
彼は20歳の時、ドイツのアイウェアic! berlin(アイシーベルリン)で眼鏡のデザインを学びました。
そして自らが手がけた【urban】というモデルがフランスの眼鏡の展示会Silmo(シルモ)で
金賞を受賞したことをきっかけに、彼の才能が世界から注目されるようになったのです。
その後ジェレミーは自らの名を用いたブランドを設立。フランスならではの豊かな色使いと品質の良さにより
世界中のバイヤーから注目されるようになります。商品のヒンジ部分にはバネ蝶番を採用し、
フレームのヴィジュアルだけでなく機能性という点においても、楽な装用感を生み出している構造がとても素晴らしいです。
ブランドを立ち上げた後も、彼の華々しい功績は続きます。2012年にはシルモのデザインアワード、サングラス部門で
モデル【Saintonge】が受賞を果たし、フレーム部門では【Command Performance】がノミネートされました。
また彼は “旅” をとても愛しています。ジェレミーのデザインの原点は旅の中で観た世界の情景にあります。
香港のカジノやアルジェリアの砂漠、マンハッタンの喧噪の中などのいろいろな場所の美しさから
インスピレーションを受け、独自の世界観をデザインに反映して斬新な物作りを遂げているのです。